初心者向け!スーパーなどの小売店の仕事内容を詳しく紹介!

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スーパーなどの小売店で働くのは初めてなんだけど、仕事内容ってどんなのだろう。

詳しい仕事内容やポイント、コツを知りたい。

スーパーやディスカウントショップなどの小売店で、働きたい方、働き始めた方って、このような疑問ありますよね?

新しい業界であったり、やった事のない事って不安に思ったりすることも、多いと思います。

そんな方向けに、僕自身の経験もふまえ具体的に詳しく、解説しようと思います。

仕事内容はざっくり言うと、「発注」「売り場作り」「接客」「商品管理」「パート社員、アルバイト社員の教育、指示」などです。

どれも基本的な仕事で、かつ重要な仕事となります。

初めのうちは、よく分からなかったり、戸惑ったりする事だらけですが、慣れてくると、楽しいですよ。

本記事は、スーパーなどの小売店で、仕事を始めた、初心者向けの内容となっています。

 

スーパーなどの小売店の仕事内容を詳しく紹介!

初心者 スーパー 仕事内容

上にも書いた通り、基本的な業務は「発注」「売り場作り」接客」「商品管理」「パート社員、アルバイト社員の教育、指示」です。

他にもいろいろありますが、とりあえずはここを覚えましょう。

具体的な内容、コツなど、一つずつ詳しく解説していきますね。

 

発注

初心者 スーパー 仕事内容

発注とは、問屋やメーカーに商品を注文する事です。

発注方法は、そのお店で様々ですが、最近だと携帯端末で発注しているところが多いですね。

店員さんが売り場で、手になんか持って「ピッ!」とかやってたら、だいたい発注しているところなので、見かけたら、そっとしといてあげましょう。笑

食品関係だと、ほとんどが、ケース単位での発注になりますが、まれに1個ずつ発注できる商品もあったりするので、注意が必要です。

例えば、ポテトチップス、1ケース発注しようとした場合、1ケース12個入りだからと、12って発注すると12ケース発注されるといった事も起きたりします。

1ケースのつもりが、12ケース納品されたら結構ビビりますが、とはいえ、1回はやってしまうと思うので、その時は素直に謝りましょうね。

次に、発注のコツとしては、売れ数をしっかり把握して、売れる商品はしっかり発注し、売れない商品は、必要最低限で発注することが、コツとなります。

具体的には、売れ数、在庫数、リードタイム(発注から納品までの期間)をしっかり把握し、考えながら発注を行うって感じですね。

食品関係は、賞味期限があるので、特に意識しましょう。

例えば、1日、約10個売れる商品であれば、間違って100個、発注し在庫を持ったとしても、10日で売ることができますが、1日1個しか売れない商品だと、売るのに100日かかることになります。

これがもし、1週間に1個しか売れない商品だと、大変ですよね。

売れる商品なら多く発注しても売れるので問題ありませんが、売れない商品を多く発注すると賞味期限が切れます。

売れる商品はしっかり発注し在庫を持ち、売れない商品は必要最低限で、発注することを常に意識しましょう。

また、パン、日配食品(納豆、豆腐とかの要冷蔵食品)などは賞味期限が短いのが多く、特に精密な発注が要求されます。

例えば、パンや日配食品のリードタイムが2日だとすると、今発注しようとしている商品の2日後の在庫、賞味期限、売れ数などを予想して発注することになります。

予想が外れ、発注精度が悪くなり、たくさん在庫を持つことになると、賞味期限が近づき、大量の値下げや、破棄が発生したりします。

なので、パンや日配食品などの賞味期限の短い商品は、慎重に発注してください。

いろいろ解説してきましたが、1番大事なことは、精度よく発注し、品切れをなくすことですね。

なぜなら、品切ればかりしているお店は、お客さんにあてにして貰えないからです。

例えば、お客さんの立場で、ポテトチップスを買いに行ったけど、品切れしていて、また別の日に買いに行ったけど品切れ、といった場合が続くと、お客さんからしたらあてにできず、次は別のお店に行こうってなりますよね。

「じゃあ全部たくさん発注すればいいじゃん」って思うかもですが、賞味期限もあるので、そこが発注の難しいところです。

繰り返しになりますが、初めのうちは、売れる商品をしっかり把握し、適正な在庫で、品切れを起こさないように、しっかり発注するようにすると良いと思います。

 

売り場作り

初心者 スーパー 仕事内容

個人的に、一番好きな仕事ですね。

内容は特売品などを自由に展開し、売り場を作り上げることです。

今、お店が一番売りたいもの、わかりやすい例だと、クリスマスなどの祭事商品の売り場作りですね。

棚割りがある場合は別ですが、自由に売り場を作るので、かなり個性がでます。

基本ボリュームも出すことで、よく売れるのですが、気合いが入りすぎて、天井近くまで積み上げてしまい、誰も商品が取れないといった事件を起こしたことがあります。笑

売り場作りのコツとして、サイズの大きいもの、数が多くボリュームがあるものは、下段もしくは、上段に積み、その他の商品は、種類、またはサイズが似たような商品でまとめていくと、綺麗に作れます。

なにより、ボリュームが大事なので、常にボリュームが出るように、気をつけておくと良いです。

 

接客

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接客に関して、重要なことは、しっかり話を聞くことと、説明は短く、わかりやすくすることです。

話をさえぎったり、ダラダラ説明するのはクレームの元になるのでやめましょうね。

とりあえずは、聞かれたことに、きちんと答えればOKです。

家電での接客は、適当なことを言うと、クレームになるので注意が必要です。

分からないことは、わかる人に聞いたり、調べたりして、その場で、適当な回答をしないようにしましょう。

特に、洗濯機やエアコンなどの大型家電の配送設置は、慎重に行ってください。

金額も大きかったりするので、大きなクレームになりやすい傾向にあります。

自分はしっかり説明したつもりでも、お客さんにちゃんと伝わってなかったり、勘違いしていたりなどがあり、「そんなの聞いてない!」とか言われたりもするので、伝票等に事細かに記載し、モレがないようにしましょう。

エアコンを例にあげると、「住んでいる場所はどこか?」「設置場所は何階か?」「コンセント工事は必要か?」「室外機の設置場所は?」「部屋の大きさは?」など、他にもたくさん確認することがあります。

すべて、伝票等に記載して、クレームにならないように、徹底したほうがいいです。

マジで面倒臭いクレームになります。

チェックリストとか作ってると、モレがなくなっていいですね。

 

商品管理

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まず、棚卸しについてですが、棚卸しとは、伝票上のお店にある在庫の金額と、実際、お店にある商品の在庫の金額の誤差がどのくらいあるかを、調査することです。

伝票上の在庫が、お店にある商品の在庫より多いと、棚卸しロスとなり、その誤差の分、利益が減ります。

具体例をあげると、伝票上1000円の在庫があるお店があり、棚卸しで、実際商品を数えたら、900円しかなかった場合、ロス金額は100円となり、利益から引かれるといった感じです。

このような棚卸し誤差を少なくするためにも、「入荷した商品の個数と、伝票に記載されている商品の個数が一致しているか?」「レジを通る売価と入荷伝票に記載している売価が一致しているか?」など、商品が入荷する度に検品する必要があります。

ここがズレていると、棚卸しの際、誤差としてお店の利益に大きく関係します。

具体的には、納品した商品の個数よりも、伝票に記載されている商品の個数が多かったり、レジを通る売価よりも、入荷伝票に記載している売価が高い場合などは、棚卸しロスとなり、利益が減ります。

入荷は、ほぼ毎日ある為、検品で手を抜くと、大きな誤差になるので、商品が入荷する度に、しっかり検品する必要があります。

割引に関しても同様で、何か商品を割引くのであれば、その分の値下げ伝票を計上して、レジを通る売価と伝票上の売価を合わせるといった作業が発生します。

とはいえ、最近では、自動で値下げが計上されたり、検品も自動化しているところも多いので、とりあえずは、理屈だけでも知っていればいいと思います。

 

パート社員、アルバイト社員への教育、指示

初心者 スーパー 仕事内容

スーパーやディスカウントショップは、社員のほとんどがパート社員、アルバイト社員なので、教育、指示出しは重要になります。

教育は初めのうちは、ミスも多く、時間もかかり、「自分でやった方が早いじゃん」っと思ったりしますが、しっかりと覚えてもらい、なるべく自分じゃなくても良い仕事はお願いした方が良いです。

うまい具合に指示が出せると、かなり自分が楽になりますが、逆に指示がうまくいかないと、全部自分でこなさなければならなくなるので、しっかり指示は出しましょう。

特にアルバイトは、ほっとくと遊び始めたりするので、ちゃんと指示を出す必要があります。

教育、指示出しをしっかり行うことで、自分の仕事を減らし、自分しかできない事、したい事ができるようになります。

人が足りていない場合は別ですが、パート社員、アルバイト社員と同じような仕事を、しないよう心掛けると良いですね。

 

まとめ

初心者 スーパー 仕事内容

今回は、スーパーなどの小売店で、仕事を始めたばかりの方向けに、その仕事内容を紹介させていただきました。

まとめると、基本的な業務内容は、「発注」「売り場作り」「接客」「商品管理」「パート社員、アルバイト社員の教育、指示」でした。

経験を積むと、いろいろわかってくることも多いですが、初めのうちは、本記事で紹介させていただいた内容だけでも、実践すると良いと思います。

立ち仕事で、初めのうちは、キツイかもですが、慣れてくると、やりがいもあり楽しい仕事です。

おすすめは売り場作りで、本当に楽しいですよ。

ぜひ、自分なりの完璧な売り場を作って、それを遠目から見て「俺って天才」と浸ってください。笑

今回は以上となります。

最後まで、ご覧いただきありがとうございました。

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